アップウェルストラクチャの建設
- ストラクチャ部品とアップウェルストラクチャ自体は、両方ともNPCステーションだけでなく、製造サービスがオンラインになっているアップウェルストラクチャでも建設できます。
係留とその解除
- アップウェルストラクチャは、係留が始まった時点でセンサーオーバーレイに表示(青いシグネチャ)され、誰でも直接ワープして来れるようになります。
- 未係留のアップウェルストラクチャは誰でも宇宙空間から回収できます。
- 係留が完了すると、アップウェルストラクチャは完全に修復されるまでの15分間、攻撃可能になります。この15分の間に攻撃を受けると修復タイマーは停止します。また、毎日のダウンタイムと修復タイマーが被った場合、進捗はリセットされます。
- 2020年10月13日以降、アップウェルストラクチャは、適切なタイプのクアンタムコアを取付けて係留を完了した場合にのみオンラインになります。クアンタムコアの詳細についてはストラクチャの管理の記事をご参照ください。
- 所属アライアンスが当該システムのインフラストラクチャハブの管理者ではない場合、アップウェルストラクチャの係留は戦略指数のレベルあたり1日遅延します。係留プロセスの全体において脆弱な状態になるという点は変わりません。
- 係留解除タイマーは、ストラクチャを選択している場合のみ表示されます。係留解除が完了するまでの時間は、プロセスが中断されなければ、通常係留解除に関する通知が送られてから7日間です。
- 係留解除されたストラクチャを再度係留するには、一度回収してからもう一度配置する必要があります。
- アクティビティ防衛乗数が4以上のアライアンスが所有しているシステムでは、所有アライアンスのメンバーのみが中型アップウェルストラクチャ(アシュトラハス、ライタル、アサノア)を係留できます。
装備
- 1つのアップウェルストラクチャに、同種のリグを2つ(T1とT2の組み合わせであっても)装備することはできません。
- アップウェルストラクチャそのものは燃料を消費しませんが、サービスモジュールは消費します。
- サービスモジュールを無効化しても損失は出ませんが、ジャンプクローンやマーケット注文などのサービスは、オンラインに戻るまで利用できなくなります。
- ストラクチャで最低一つのサービスモジュールがオンラインになっている場合は『フルパワー』モードと見なされ、攻撃を受けた際、追加の強化サイクルが発生します。サービスモジュールが1つも設置されていないかオンラインではない場合は、『ローパワー』モードと見なされ、比較的簡単に破壊できます。ストラクチャの脆弱性の詳細については、 アップウェルストラクチャの脆弱化状態の記事をご参照ください。
アクセス権
- アップウェルストラクチャの入港権を持っている場合、オーバービューに表示されます。
- 艦船は係留中でも当たり判定があります。つまり、体当たりで係留範囲からはじき出すことができます。
- ワープ強度を超えたワープの妨害/スクランブルを受けている艦船は、アップウェルストラクチャに入港できません。
マーケットサービス
- 適切なサービスモジュールを設置すれば、大型と超大型アップウェルストラクチャでマーケットを利用できるようになります。
- マーケット仲介手数料の管理者と支払先はストラクチャの所有者です。
クローン作成サービス
- ジャンプクローンの設置費用はストラクチャ所有者が設定します。
- ジャンプクローンとそのインプラントは、ストラクチャの破壊や係留解除、もしくはクローン作成サービスが削除された時点で失われます。
- 入港中のアップウェルストラクチャ内ののジャンプクローンにジャンプすると、ジャンプタイマーを起動せずにクローンを切り替えることができます。
インダストリー
- それぞれのサービスモジュールがあれば、アップウェルストラクチャで製造ジョブと研究ジョブを行えます。
- 製造ジョブと研究ジョブ用のサービスモジュールがオフラインになると、オンラインに戻るまでストラクチャ内の各ジョブは停止します。
- 製造または研究用のサービスモジュールが取り外された場合、またはストラクチャが破壊されると、それぞれのジョブはキャンセルされます。キャンセルされたジョブの資源は返還されません。
資産
- 右クリックメニューの配送機能を使うと、自分のハンガー内のアイテムを別のカプセラのハンガーに移動できます。コーポレーションの配送ハンガーを届け先にすることはできません。
- 一定の範囲内で、ストラクチャに入港することなくアイテムをパイロットのハンガーに預けることは可能です。アップウェルカーゴ預り所はストラクチャへのアクセス権を必要とせず、アイテムはこの方法でのみ預けることができますが、取り出すことはできません。アクセス不能なアップウェルストラクチャから資産を取り出すには、アセットセーフティを手動で起動させる必要があります。
コーポレーション
- アップウェルストラクチャでは、コーポレーションオフィスを無制限で借りられます。
- コーポレーションがアップウェルストラクチャのオフィスを借りるのを止めると、コーポハンガーに残っている全ての資産はアセットセーフティに移動されます。
- 宇宙空間にアクティブなアップウェルストラクチャを所持しているコーポレーションは解散できません。解散するには、まずストラクチャの係留を解除するか、別のコーポレーションに移譲する必要があります。
アセットセーフティ
場所:既知宙域
- アップウェルストラクチャの係留が解除されると、ハンガー内の全ての資産はアセットセーフティの管理下に置かれ、自動的に移送されます。
- アップウェルストラクチャが破壊されると、資産はストラクチャの状態に応じ、アセットセーフティに移動するかドロップします。
- ストラクチャが放棄状態の場合、全ての資産はコンテナに排出されます。
- それ以外の状態の場合、ハンガー内の全ての資産はアセットセーフティの管理下に置かれ、自動的に移送されます。
- アセットセーフティの手動起動は、ストラクチャが破壊される前のいつの時点でも行えます。
場所:ワームホール宙域
- ストラクチャがワームホール宙域に存在している場合、アセットセーフティ対象の全てのアイテムは、ストラクチャ周囲のアセットセーフティコンテナに排出されます。
場所:全域
- パイロットが搭乗している艦船はアセットセーフティに移動されません。オンラインの場合は宙域に排出され、オフラインの場合はパイロットが次にログインした際に宙域に移動されます。
- アップウェルストラクチャに設置されたクアンタムコアは、ストラクチャが破壊されると必ずドロップします。
アップウェルストラクチャの防衛
- アップウェルストラクチャには自動防衛機能がないため、ストラクチャの防衛モジュールを使用するにはカプセラが直接コントロールする必要があります。
- ローパワーモードのストラクチャは基本ステータスのみが有効で、強化タイマーは1度だけです。さらにアーマータイマーはスキップされます。
- フルパワーモードのストラクチャは、シールドとアーマーのHPが増加し、3層全てを3回に分けて破壊する必要があります。
- アップウェルストラクチャのセーフティ設定は常にグリーンで変更は不可能なため、このストラクチャを管理しているカプセラは、容疑者や犯罪者フラグが立つことがありません。
- アップウェルストラクチャのモジュールと艦載戦闘機は、操作にスキルを必要としません。
- アップウェルストラクチャのモジュールと艦載戦闘機は、インプラントやワームホール、スタンダードスキルの影響は受けません。ただし、当該ストラクチャに限定したスキルは除きます:ストラクチャドゥームズデイオペレーション、ストラクチャ電子システム、ストラクチャ電気工学システム、ストラクチャミサイルシステム。
- アップウェルストラクチャをリモートリペアすることはできません。
- アップウェルストラクチャでは、スタンドアップバージョンの艦載戦闘機のみが使用できます。
母艦
- 母艦および大型母艦は、特定のアップウェルストラクチャにのみ入港できます。各アップウェルストラクチャの入港制限の詳細についてはアップウェルストラクチャの記事をご参照ください。
- 種類を問わずストラクチャにサイノシュラルジャンプを行うと、ジャンプ後の攻撃耐性が失われた後、30秒間のテザリング遅延が発生します。この遅延はテザリングが行えなくなるだけで、ストラクチャが母艦を受け入れ可能で、パイロットに入港許可が出ているのであれば、入港は可能なままです。
紛争
- コーポレーションは、最初のストラクチャを配置した時点で自動的に戦争参加資格を手に入れます
- 紛争司令部に指定されていたストラクチャが破壊されると、紛争は終結します。
- コーポレーションが全てのストラクチャを喪失すると、新たな紛争への参加資格を失い、発生中の戦争は終結します。
- 国家間戦争に参加しているコーポレーションが所持しているストラクチャは、艦船に対するテザリングを行えません。詳細についてはアップウェルストラクチャによる艦船のテザリングをご確認ください。