脆弱性ウィンドウは、領有権ストラクチャがエントーシスリンクによる妨害を受けるようになる期間です。期間外の領有権ストラクチャは妨害を受けつけないため、占領や破壊を一切行えません。アライアンスは脆弱性ウィンドウの中心を選択することができ、これは「デフォルトの領有権弱体化時間」、あるいはプライムタイム(以下を参照)と呼ばれます。
脆弱性ウィンドウの最終的な長さはアクティビティ防衛乗数によって決まるため、(システム指数の変化により)日によって変わる可能性がありますが、脆弱性ウィンドウの中心として選択した弱体化時間が変わることはありません。脆弱性ウィンドウの最終的な長さは、シンプルに18時間を防衛乗数で割れば計算できます。つまり、防衛乗数が最低の場合は18時間で、最高の場合は3時間です。
脆弱性ウィンドウの正確な期間は、前日の時点で選択されていた弱体化時間を基準に決まります。脆弱性ウィンドウの確定後に発生した防衛乗数の変化は、確定済みの弱体化期間ではなく、次回確定する期間に影響します。
アライアンスが設定した脆弱性ウィンドウの最中に奪い取られたストラクチャは、ウィンドウが終了するまで、ただちに攻撃を受ける状態になります。
脆弱性ウィンドウが終了したタイミングでストラクチャへの攻撃が進行中の場合、争奪戦は延長されます。攻撃や防衛を積極的に行おうとしているプレイヤーがいない場合、どちらによって占領か防衛が完了するまで、ストラクチャは攻撃を受ける状態を維持します。
デフォルトの領有権弱体化時間
デフォルトの領有権弱体化時間を決めることができるのは、アライアンスの執行コーポレーションにおいて特定の役職(現職のディレクター)についているプレイヤーです。脆弱性ウィンドウは、選択した弱体化時間を中心として、その前後が範囲になります。例えば脆弱性ウィンドウが4時間で、プライムタイムが16:00に設定されていた場合、14:00-18:00が脆弱性ウィンドウとなります。
プライムタイムを変更しますと、変更は直後ではなく翌日に反映されます。