アップウェルストラクチャは、プレイヤーが運営するコーポレーションのメンバーだけが配置できます。
プレイヤーが運営するコーポレーションのステーションマネージャー、ディレクター、もしくはCEOだけがアップウェルストラクチャを配置できます。
アップウェルストラクチャは、以下のシステムでは配置できません:
- トレードハブ(例:ジタ、アマー、その他)
- キャリアエージェントシステム
- 新規プレイヤーの初期システム
- 砕けたワームホール
- テラ
アップウェルストラクチャは、その他のオブジェクトから十分な距離を取っていればシステムのどこにでも配置できます。ほとんどのアップウェルストラクチャは、スターゲートやステーションなどその他のストラクチャから最低1,000 km離れている必要があります。例外的な制限があるストラクチャの場合は、説明欄に記載されています。
2020年10月13日以後、アップウェルストラクチャをオンラインにするには適切なタイプのクアンタムコアの取付けが必要になりました。詳細についてはストラクチャの管理をご参照ください。
閉鎖されたストラクチャを再配置するには、まず撤去する必要があります。
配置方法:
- 十分な容量のあるカーゴホールドを備えた艦船にストラクチャを積み込みます
- 配置したい宙域に移動します
- カーゴからドラッグする、またはストラクチャ上で右クリックして『コーポレーション名義で射出』を選びます
- 『配置』ウィンドウが表示されます
- 左マウスボタンを使い、シタデルが青く表示され『係留』ボタンが有効になるまで移動してください。右マウスボタンを使えば、シタデルの向きを変えられます。位置が無効な場合はシタデルが赤く表示され、『係留』ボタンは無効になります。
注:強化モード時間は後でも変更できますが、配置後変更が有効になるまで30日間かかります。
- 『係留』をクリックしてください
配置されたシタデルは、係留まで24時間かかります。
配置後
配置後、最初の脆弱化時間(15分間)が終了するまで、係留は開始されません。係留が始まると、ストラクチャは係留が完了するまで(通常は24時間)攻撃を受け付けません。完了した時点で再度15分の脆弱化時間が発生し、その後は通常の脆弱化スケジュールが有効になります。この時点でストラクチャに損傷がある場合はまだ装備を取り付けられないため、この脆弱性ウィンドウが終了するまで他の手段で防衛する必要があります。
ストラクチャが上記のタイミングで攻撃を受けると通常の修復タイマーが始まり、標準的な脆弱化メカニクスが発生します。係留プロセスが始まる前に攻撃を受けたストラクチャは強化サイクルが発生せず、この段階ではアーマーやシールドが存在していないため、1回の攻撃中に破壊することができます。
脆弱化メカニクスについては、アップウェルストラクチャの脆弱化状態の記事にて解説しています。
クォンタムコアのインストール
最初の24時間係留フェーズではストラクチャにクアンタムコアがインストールされている必要があります。係留フェーズが終了後ドッキング可能になった際、ストラクチャが初期のオンライン脆弱化状態から進むにはクアンタムコアがコアルームにインストールされている必要があります。
クアンタムコアがインストールされましたら、15分間のリペアタイマーが開始され、完了後シールド脆弱化へ遷移します。クアンタムコアがインストールされていない場合は、外皮レイヤーのHPが露出し、ストラクチャが破壊に対して脆弱なオンライン脆弱化状態のまま残ります。
クアンタムコアはストラクチャ内の最も中心、そして厳重に保護されている場所へインストールされます、ゆえに、ストラクチャの最終的な破壊からでも無傷で残ります。すなわち、クアンタムコアはストラクチャの爆発から100%の確率でドロップします。ストラクチャが破壊ではなく係留解除された場合、クアンタムコアは破壊されず装備モジュールまたはサービスモジュールと同じ様なコンテナへ移動します。
領有権のあるゼロセキュリティ宙域での係留
ゼロセキュリティシステムでシタデルの係留を行う際、当該システムに他のプレイヤーアライアンスのインフラストラクチャハブが存在する場合は、係留が遅延します。
戦略指数が1レベル上がる毎に、24時間の遅延が発生します。
例:
戦略指数0=24時間で係留完了
戦略指数1=48時間で係留完了
上記に加え、アクティビティ防衛乗数が4.0以上のシステムでは、その内部で中型アップウェルストラクチャ(アシュトラハス、アサノア、ライタル)の係留を始められるのは、システムを領有しているアライアンスのメンバーのみとなります。中型より大きなアップウェルストラクチャについては、そのようなシステムであっても係留者の制限はありません。
ストラクチャの閉鎖(係留解除)
ストラクチャの閉鎖には7日間かかります。
所有コーポレーションのディレクターかCEOのみがストラクチャを閉鎖できます。
開始した閉鎖プロセスはキャンセルできますが、再度閉鎖を始めた際はリセットされ、7日間からのスタートとなります。
7日が経過すると、ストラクチャ内部の資産はアセットセーフティに移動されます。ストラクチャに設置されているモジュールやチャージ、クアンタムコア、艦載戦闘機は、誰でも回収可能なコンテナ内部に移動され、ストラクチャ自体も回収対象可能な状態で宙域に残ります。ストラクチャに設置されていたリグは破壊されます。
7日間の閉鎖プロセスの間、通常、ストラクチャは脆弱な状態になります。ストラクチャへの攻撃が成功すると閉鎖はキャンセルされ、通常の脆弱化サイクルに移行します。
閉鎖されたストラクチャはアセットセーフティに移動されず、再度利用するには宙域から回収する必要があります。
ストラクチャの維持
ストラクチャが一度配置され、モジュールが装備されるとそのモジュールを有効にするには燃料が必要になります。こちらの詳細は[構造管理](https://support.eveonline.com/hc/ja/articles/208289605-%E6%A7%8B%E9%80%A0%E7%AE%A1%E7%90%86)をご参照ください。