EVE Online補償ポリシー

プレイヤーの皆様は、以下の説明内容をよく理解し、この文書を参照した上で補償の申請を行うようお願いいたします。通常は発生しない事情によって、ゲーム内でアイテム、スキルポイント、または通貨がなくなった場合は、本ポリシーの範囲内であれば補充の対象となる可能性があります。

原則として、ゲームマスター(GM)がサーバーのログを確認し、異常な理由で損失が発生したことを確認できない限り、補償は行われません。ログおよびスクリーンショットは簡単に改ざんできてしまうため、残念ながら当社は、このような場合の決定的な証拠としてプレイヤーの発言、チャットログ、およびスクリーンショットを受け入れることはできません。

アイテムを補充してもらおうとして、GMに対して補償を要求する大量のサポートチケットや電子メールを送り続けたり、虚偽の情報を提供したりすることは禁じられており、そのような場合はアカウントに対して懲戒処分が下される可能性があります。サービス規約を参照してください。

なお、本ポリシーですべての規定を記載しているわけではありませんので、ご注意ください。本ポリシー以外の状況でも、補償が相当と判断される場合には、その対象とみなされる場合があります。そのような状況については、ケースバイケースで慎重に検討します。ただし、すべての補償の申請が承諾されるという保証はありません。

 

1. 全般的なガイドライン

個々の補償申請に対して以下のガイドラインが適用されます。以下のセクションでは、特定の種類の補償申請に適用される場合がある、追加の注意事項または情報についてご説明します。

  1. すべての補償申請は、損失が発生してから1週間(7日)以内に送信してください。それ以降は、補償を致しかねますのでご了承ください。

     

  2. 補償申請を行えるのは、失われたアイテムのゲーム内での所有者のみです。コーポハンガー内のアイテムや、その他コーポレーションの所有物は、プレイヤーではなくコーポレーションが所有しているものとみなされることにご注意ください。コーポレーションが所有するアイテムの補償は、CEOまたは取締役が要求するものとします。

     

  3. 補償が行われるのは、バグまたはサーバーエラーによって生じた損失のみです。

     

  4. EVEクライアントのエラーによって生じた損失については、補償の対象とならない場合があります。

     

  5. プレイヤーのシステム(すなわち、コンピュータ、インターネット接続など)または第三者が所有するシステムの問題による損失は、補償の対象とはなりません。

     

  6. 遅延、またはサーバー関連以外の切断による損失は補償されません。

     

  7. 大規模なプレイヤーが参加したことに起因するいかなる種類の損失も、この補償ポリシーの対象とはなりません。

     

  8. 潜在的または理論的に得られるはずだった物は、補償の対象となりません。既にプレイヤーが所持している資産が失われた場合のみが、補償の対象となります。

     

  9. ここに記載するポリシーによって、補充の保証が与えられるものではなく、暗に保証するものでもありません。それぞれのケースについてGMが必ず調査し、補償はケースバイケースで行われます。

 

2. 失われた艦船

  1. 艦船が失われたときに受け取った保険金は、その艦船が補償された場合、プレイヤーのウォレットから差し引かれます。

     

  2. 艦船と共に破壊されたアイテムのみが、補償の対象となります。宇宙空間(難破船、コンテナの中など)に残されたアイテムは補償の対象ではありません。

     

  3. 「自己破壊」機能を使用して破壊された船は補償ができません。

 

3. ミッション

ミッションは、NPCエージェントによって、または他のプレイヤーが作成した輸送ミッションとしてオファーされます。

  1. ミッションによっては、ミッションの担保が必要な場合があります。この担保は、GMによる調査の結果ミッションの作成が不完全であったことが判明した場合、またはプレイヤーが利用できる通常のゲームプレイパラメータの範囲内でミッションを完了することが不可能であった場合に、返却されることがあります。

     

  2. 以下の場合は、補償は行われません。

     

    1. ミッションを引き受けたプレイヤーが、ミッションを完了しないことを決定した場合(その理由を問いません)。

       

    2. 通常のゲームプレイの仕組みの下でプレイヤーが艦船を失ったために、ミッションを完了することができなかった場合。

       

    3. ミッションの目標が他のプレイヤーによって破壊または盗まれた場合。

 

4. リサイクルアイテム

リサイクルは多くのステーションで提供されている機能です。プレイヤーはリサイクル施設を利用して、不要なアイテムを「溶解」して無機物の成分にすることができます。

  1. 誤ってリサイクルされたアイテムはケースバイケースで補償を受けることができますが、受け取った無機物を回収できることが条件となります。

 

5. トレードセッション

トレードセッションとは、トレードウィンドウを使用して、ステーション内で2人のプレイヤーがアイテムまたは通貨を交換することをいいます。

  1. 両方の取引当事者が相互に承諾したトレードは、最終決定されたものとみなされます。

     

  2. トレードを承諾する前に、トレードウィンドウでアイテムを慎重に検討することが大変重要です。これは特に、設計図と組立済みの艦船の場合について言えます。

     

  3. トレード中にサーバーノードがダウンし、トレードウィンドウのアイテムが消えてしまった場合、GMによる調査の結果、補償が許可される場合があります。

注:初対面の取引相手と直接トレードすることは避けるようにしてください。契約を使用することをお勧めします。

 

6. 削除されたか破損したキャラクター

不要なキャラクターは、キャラクター選択画面でドクロと交差した骨のアイコンをクリックすることで削除することができます。確認ウィンドウが表示され、そのキャラクターを永久に削除してもいいかを聞いてきます。キャラクターを削除する際は慎重に、本当に削除を希望するのかを確認するようにしてください。破損したキャラクターには、作成時に検出されなかったグラフィック上の欠陥が存在する場合があります。

  1. 削除されたキャラクターは、偶然か意図的かを問わず、ケースバイケースですが復元できる場合があります。復元されたキャラクターは、「あるがままの形で」返却します。

 

7. コンテナ

カーゴコンテナには、宇宙空間に係留されているセキュアコンテナ、またはステーションや艦船のカーゴホールドに保管されているコンテナがあります。

  1. 失われたカーゴコンテナの内容物のうち、宇宙空間に存在していたものは、そのコンテナが錨で固定されたセキュアコンテナであった場合にのみ補償される場合があります。

     

  2. 宇宙空間に存在していたセキュアコンテナ以外のコンテナが失われた場合は、補償できません。

     

  3. 錨で固定されていないコンテナがダウンタイム時点でまだ存在している場合、その時に破棄されます。この場合、補償は行いません。

     

  4. 係留されたコンテナは、30日間アイテムの出し入れがなかった場合、破棄されます。この場合、補償は行われません。

 

8. 詐欺行為

  1. 詐欺で失った資産は、詐欺師が検証済みのバグを使って詐欺の意図を隠した場合にのみ、補償される可能性があります。ゲーム内での詐欺行為は基本的に許されており、ゲームの通常の仕組みを介して行われている限り、有効な戦術と考えられています。

     

  2. 他のプレイヤーと契約を結ぶ際には、注意して、慎重に判断をするようにしてください。詐欺の被害にあわないようにするためにも、当社の詐欺行為に関する記事をお読みください。

 

9. ハッキングおよびアカウントの譲渡

ハッキングとは、他人のアカウントへ不正にアクセスすることをいい、違法な手段を使っているかどうかを問いません。

パスワードの機密保持と、パスワードの公開または公開の許可、あるいは第三者によるお客様のパスワードの利用から生じるあらゆる損害、被害、滅失、キャラクターの消滅等については、すべてお客様ご本人の責任となります。

  1. お客様のアカウントに他のプレイヤーがアクセスし、資産が盗まれたり、他のプレイヤーに譲渡されたりした場合、当社は調査を行い、追跡できたアイテムは正当な所有者に戻されます。

     

  2. そのアカウントから盗まれたISKは、ケースバイケースですが正当な所有者に戻される場合があります。

     

  3. 他のプレイヤーに売却された資産は元の所有者には返却されませんが、売却で得たISKはケースバイケースで元の所有者に戻される場合があります。

     

  4. 再処理済みの資産は元の状態に戻すことができません。

     

  5. お客様が第三者のプログラムを使った結果、または弊社のEULA/利用規約に違反した結果として、何者かがお客様のアカウントにアクセスした場合は、補償申請はすべて無効となります。

 

10. 変異プラスミドおよび突然変異

モジュールの一部の属性を変化させるために、変異プラスミドを使って「突然変異」させることができます。

変異プラスミドを起動させた時に起こる結果は完全にランダムであり、突然変異は有益なものであったり、有害なものであったり、同時にその両方であったりします。突然変異の結果は最終決定されたものとみなされます。

  1. 変異したモジュールは、変異前の元の状態に戻すことはできません。

     

  2. 変異プラスミドは起動すると消費されます。消費された変異プラスミドは、元に戻せません。

 

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