コーポレーションプロジェクトを使えば、経営陣はコーポレーションのメンバーが従事し、見返りに報酬を得ることができるタスクを作成できます。
コーポレーションのCEOとディレクターはプロジェクト作成ツールにアクセス可能で、最大100プロジェクトを作成し、稼働させることができます。また、CEOとディレクターは専用タブにもアクセス可能で、稼働中のプロジェクトの目標に対するメンバー個々人の進捗を確認できるほか、完了したプロジェクトについては各自がどれだけ貢献したのかを把握できます。
コーポレーションプロジェクトを確認/作成する手順は以下の通りです:
- NeoComを開いてください
- 『ソーシャル』セクションにマウスを移動させてください
- 『コーポレーション』をクリックしてください
- 左上にある『プロジェクト』をクリックしてください
プロジェクトは以下の種類を利用できます:
- 手動 - 自由に設定可能なプロジェクトです。カスタマイズ性に優れ、どんな目標にも使えますが、進捗の把握は手動で行う必要があります。
- アイテム配送 - 買取プログラムから大規模な製造ジョブを行うための資源収集まで、コーポレーションはあらゆる目的で自社にアイテムを届ける業務にメンバーを従事させることができます。
- 製造 - 製造可能な特定の資産をコーポレーションが必要としている場合、プロジェクトマネージャーはこのプロジェクトを使い、対象資産の製造に集中的に取り組むようコーポレーションのメンバーに促すことができます。
- 非カプセラを撃破 - 非カプセラ(特定のソーラーシステムを設定することも可能)を撃破することで貢献できるプロジェクトです。
- カプセラにダメージ - メンバーがPvPにおいて、別のプレイヤーにダメージを与えることで貢献できるプロジェクトです。ダメージが条件であるため、とどめの一撃を与えなくても貢献を認められ、報酬を得ることができます。
- アーマーをリモートリペア/シールドをリモートブースト - 他者にダメージを与えるのと似た要領で、アーマーかシールドへのリモートリペアを貢献としてカウントできます。ロジスティックス役を務めるパイロットにも目標を提供できます。
- 艦船の喪失 - 事前にこのプロジェクトを設定しておけば、コーポレーションのメンバーが探検や紛争の最中に被った喪失への補償を簡単に行えます。
- 国家間戦争の複合施設を占領/防衛する - 国家間戦争に参加しているコーポレーションの場合、このプロジェクトを使うことで複合施設を重点目標とするようメンバーに指示を出せます。
- ロイヤルティポイントの獲得 - メンバーに対し、ロイヤルティポイントを獲得できるアクティビティに取り組むよう促せます。いずれかの、または特定のコーポレーションのロイヤルティポイントを指定可能です。
- シグネチャをスキャンする - このプロジェクトを使えば宇宙のシグネチャを100%までスキャンして貢献することに対する報酬を設定し、メンバーが活動目標としやすくすることで、貴重な資源の探索や発見を奨励できます。
- 資源の採掘 - 例えば産業指数を上げることなどを目的として、特定のソーラーシステムにおける採掘活動を奨励することができるプロジェクトです。
- 残骸のサルベージ - 採掘プロジェクトと同じように、メンバーが発生させたり見つけたりした残骸をインダストリーの名においてサルベージするよう奨励できます。
貢献者は、目標が未達成でも任意で報酬を受け取ることができます。オポチュニティーズウィンドウを開いて報酬を獲得し、活躍に応じたISKを受け取りましょう。
拡張プロジェクトパラメーター
資源の採掘、カプセラにダメージ、カプセラ艦の撃墜、ロイヤルティポイント獲得の各プロジェクトについては、拡張プロジェクトパラメーターの機能を使って作成できます。
拡張プロジェクトパラメーターを使うことで、以下を実現できます:
- マルチバリュー・パラメーター:プロジェクトの作成者は、対応しているパラメーター1つにつき最大で10個の値を選べます。
- マルチヒエラルキー・パラメーター:プロジェクトの作成者は、様々な優先度を持つパラメーターグループを設定できるようになりました。最大10個の値に対応しています。
- 「位置」パラメーター:ソーラーシステムを最小単位として、リージョン(複数のシステムの集合体)やコンステレーション(複数のリージョンの集合体)も設定可能です。
- 「艦船タイプまたはグループ」パラメーター:艦船タイプを最小単位として、艦船系統図のグループ(フリゲート、戦艦、ロジスティック巡洋艦など複数の艦船が含まれるグループ)も設定可能です。
- 「カプセラまたは組織」パラメーター:カプセラを最小単位として、アライアンスやコーポレーション、勢力も組織として設定可能です。
- プロジェクトの期限:プロジェクトの作成者が期限を設定できるようになりました。これによりプロジェクトの予定についてコーポレーションのメンバーがコミュニケーションしやすくなり、タイムリーな参加を促せます。
- プロジェクトの参加制限:プロジェクトの作成者は、貢献者ごとの貢献量に制限を設定できるようになりました。一人のプレーヤーがプロジェクトの大部分を完了してしまうのを防ぐことで、全員に貢献のチャンスが生まれます。
今後、全てのプロジェクトと貢献方法が拡張プロジェクトパラメーターに対応する予定です。
ステーションかアップウェルストラクチャにオフィスを持っているコーポレーションは、プロジェクトと呼ばれる新たなハンガーを利用可能です。このハンガーは、アイテム配送プロジェクトを進めるために必要なアイテムの届け先となりますが、他のコーポレーションハンガーと異なる点としてアクセス権限のカスタマイズを行えず、自由にアクセスできるのは当該コーポレーションのCEOとディレクターのみで、それ以外のメンバーはアイテムを届けることしかできません。