CEO
CEO(Chief Executive Officer)は、コーポレーション内に常にただ1人のキャラクターしか就任できないという点で特別な役職です。CEOは、『ディレクター』の役職を与えたり剥奪できる唯一のキャラクターでもあります。CEOの役職は、現職のCEOの辞任や投票による解任を経ずに直接割り当てることができません。新設されたコーポレーションでは、創設者が必ずCEOになります。
CEOの役職からの辞任
現職のCEOが辞職するには、いずれかのチャットかキャラクターサーチ画面上で自身のキャラクターを右クリックし、『CEOを辞任』を選択してください。その後、後任の候補となるコーポレーションのメンバーがリストアップされます。リストに表示される基準は以下の通りです:
- 新しい役職への意欲がある
- 『企業管理』スキルを注入済み(必須ではないものの、レベル1にトレーニング済みであることが望ましい)
その後、辞任するCEOがリストのメンバーのいずれかを選択すると、当該キャラクターは(本人の希望に関わらず)即座にコーポレーションのCEOになります。辞任が完了したCEOは、CEOになった際に役職についていた場合、その全てに復帰します。コーポレーション内に上記の条件を満たすメンバーが1人もいない場合、CEOは代わりに以下の警告を受け取ります(クライアントのその他全てのアクションをブロックし、表示は抑制できません):
警告を承認すると、コーポレーションの全てのメンバーは除名され、コーポレーションは解散となります。解散は取り消しできず、また、メンバーはそれぞれの種族や血統に基づきNPCコーポレーションに加入することになります。
CEOの強制交代
アクティブに活動しなくなった現任のCEOを、別のメンバーが強制的に辞任させ、代わりにCEOになりたいと考えた場合、そのメンバーは、『CEOに立候補する』ための投票を通じて考えを実現できます。投票を開始するには、以下の条件を満たしている必要があります:
- コーポレーションを運営するのに必要な「企業管理」のスキルセットを所持していること
- コーポレーションの株式の5%以上を、自身のウォレットに所持していること
- コーポレーションのメンバーであること
上記のような投票が始まり、過半数の票が新CEOに集まった時点で現任のCEOは全ての役職を失います。投票が成立した時点で新CEOは即座にCEOのタイトルを手に入れますが、投票の完了から数日間は権利を全て使うことはできません。この措置は、交代が悪意に基づいて行われていた場合に備え、当該コーポレーションのディレクターに資産に関する対応の時間を与えるために行われています。『CEOに立候補する』ための投票が不成立だった場合、投票が終了した時点で前CEOは全ての権利を取り戻します。
ディレクター
全般的に、ディレクターはCEOと同じくコーポレーションの全ての要素に完全なアクセス権を持っています。CEOとの唯一の違いは、ディレクターは自分以外のディレクターの任命と罷免を行えません。