宇宙空間で表示されるオーバービューの項目はカスタマイズに対応しており、周囲にある重要な要素の情報を確認できるよう設定できます。
オーバービューの設定は、オーバービューウィンドウのメニュー（3つの点として表示）から開けます。ゲーム設定でオーバービュー設定を開くためのショートカットを配置することもできますが、デフォルトでは未設定になっています。全てのオーバービュー設定はアカウント全体で共有されており、変更すると同一アカウントの全キャラクターに影響を与えます。
タブ
オーバービューウィンドウで『+』アイコンをクリックするか、オーバービュー設定でタブを追加できます。オーバービューに表示するタブは最大20個まで設定可能で、さまざまな表示アイテムに関するオーバービュー設定を素早く切り替えられます。各タブはタブフィルター（以下に表示）で設定を変更・保存でき、『ブラケットフィルター』で保存済みタブプリセットを選択してタブを有効にすると、メインビューに表示するシンボルを決められます。
右上にある『共有』ボタンをチャットチャンネル、EVEメール、メモにドラッグすることで、現在のオーバービュー設定を他のプレイヤーと共有できます。相手のプレイヤーは共有リンクをクリックするだけで、そのオーバービュー設定を適用することができます。
タブフィルター
フィルターを設定すると複数の設定を素早くタブに反映できるほか、「ブラケットフィルター」として読み込むことも可能です。フィルター機能を使えばタブ数以上の設定を保存し、タブ内で複数の設定を簡単に切り替えたり、新しく作ったタブに設定を適用したりすることができます。
サブタブの「フィルター」で、宇宙空間に出た際にオーバービューに表示される項目の種類を選択できます。また『検索』ボックスや項目のフィルターグループを使えば、オーバービューで表示させたい特定のアイテムに関するフィルターを見つけやすくなります。フィルターグループは表示中のビューに対して簡単に追加・削除できます。この変更は一時的なもので、そのタブで同じフィルターや別のフィルターを読み込むまで維持されます。
思い通りの設定を作成できたら『保存』ボタンをクリックして保存しましょう。これで選択内容がタブで使用できるようになり、さらにオーバービューウィンドウメニューに追加されるので、簡単に選べるようになります。
サブタブの『例外』では、使用中のキャラクターと特定のエンティティ（多くは自分以外のパイロット）やエージェント、残骸との関係に基づき、常に表示する項目やフィルターで除外する項目、あるいは他の設定に従う項目を細かく設定可能です。例外には優先順位があり、一部の項目は複数の条件に該当するため、リストの上にある項目ほど順位が高くなっています。また例外の順位はプレイヤーが変更できます。例外設定を使えば、オーバービューウィンドウに味方フリートが映らず、敵船のみが表示されるようにすることも可能です。
フィルターと例外を組み合わせることで、オーバービューウィンドウにどんな情報が表示されるか、例外グループ、セキュリティステータス、そしてキャラクターとの関係に基づいてその情報がどのように表示されるかを決めることができます。
外観
『外観』タブでは背景色や項目のタグの色を設定できます。カラータグは、オーバービューやチャットチャンネルのメンバーリストのエンティティ別アイコンの隅に表示される小さなアイコンです。上記の状態設定と同じく外観には優先順位があり、通常は使用中のキャラクターとそれ以外のキャラクターとの関係性を示しています。リストにおけるカラータグの優先順位も、プレイヤーが変更できます。
背景もカラータグと同じ役割を果たしますが、オーバービューウィンドウの列全体の背景色に影響を与えるため、カラータグよりもはるかに危険性を認識しやすくなります。
カラータグと背景色は、どちらも各項目を右クリックして『点滅』を選ぶことで点滅するよう設定できます。
列
オーバービューのいずれかの列の名前を右クリックすると列のリストメニューが表示され、表示/非表示を切り替えられます。
同じ右クリックメニューの『並び順の変更』をクリックすれば、オーバービューの列の順番も変更できます。
艦船
『艦船』タブでは、宇宙空間で選択した際にターゲットブラケットと共に表示される情報を設定できます。各情報グループのブラケットはオーバービュータブ毎に表示/非表示を設定できるので、アクティブなタブを切り替えると、宇宙空間で表示されるブラケットが変わる可能性があります。
その他
『その他』タブではターゲットへのクロスヘアやダメージ表示など、様々な「その他」の設定を変更できます。現在のオーバービュー設定をエクスポートしたり、エクスポートしたファイルをインポートしたりするオプションもこのタブにあります。オーバービューのエクスポートファイルにはその時点で設定済みの全てのオーバービュータブが含まれており、WindowsとMacどちらの場合もDocuments/EVE/Overviewに保存されます。
履歴
『履歴』タブには直近でクリックしたオーバービューリンクが15件表示され、「復元」オプションで必要に応じて元に戻すことができます。